思春期の頃って、どうでもいいようなことで個性をアピールしたくなりませんでしたか?
正規の服装から少しズラした服装にしてみたり、髪を染めたり、ピアスをつけてみたり。
思春期ポートフォリオ
僕が外国株投資をはじめた頃も、思春期みたいなもんだったんだと思います。
インデックス投資とかつまらなそうだし、僕は僕のポートフォリオで勝負したい!みたいな。
僕が現在も42個の個別株銘柄をポートフォリオのごく一部として抱えているのはその名残なわけですが、当時はこれで市場平均を超えようとか思ってました。
でも、今の僕からみると、なんか酷くダサいんですよねこのポートフォリオ。
42個の個別株を選びきるまでには、当然本もたくさん読んだし、有名なブログサイトも読み漁りました。
それはあたかも流行りの雑誌に乗ってた靴を言われるがままに買って、誰かが適当に書いただけの宣伝文句に満足している中学生のようなもんだったと思います。人間、他の人が絶賛してると買いたくなっちゃったりするもんですよね。
分散的なポートフォリオを作るという原則レベルでは間違えてなかったので、今も実は運良く市場平均は超えているし成績も悪いわけじゃないんですけど、買った理由が他人の勘に依存したりしてるのがダサいな、と残念な気分になりながらいつも眺めてます。
まぁ、銘柄数が多い分、いろんな企業の動向に気が向いて、経済ニュースとかに無駄に詳しくなっていくのは悪くないんですけども。
大人のポートフォリオへ
そんなわけで、きちんと自分の投資スタイルを固めて、合理性を追求した結果、今のポートフォリオに行き着きました。
このポートフォリオは、シーゲル教授の過去のデータを自分なりに解釈して、統計的な観点から正しそうな解を模索したものです。
比較的有名なETFの組み合わせでできているし、シーゲル教授の提言をもとにして作っているのでオリジナリティという意味では弱いかもしれませんが、そこらへんの思春期ポートフォリオよりは合理的にできてると思います。
何気に、同じようなポートフォリオを提案してるブロガーさんって意外と少数派なんですよね。
インデックス投資が大事ですみたいな本は紹介するんだけど、最終的には勘で個別株を選びましたみたいなのが多いイメージがあります。
当サイトはデータを重視しているので、個別株で一攫千金よりも着実にお金を増やしたい人にオススメな投資情報サイトです。
過去の傾向から未来を予測することはうまくいかない場合もありますが、有意に続いてきた偏りというのは突然終わるよりも持続する確率のほうが高いです。
もしどうしても自分の勘の精度を試したくて仕方のない人は、投資資金のごく一部を個別株等に使ってみるのもいいんじゃないかと思います。
実は僕も、投資資金の95%は理想的なポートフォリオに漬けておいて、残りの5%で個別株チャレンジをして遊ぶ方針にしています。
自分の勘が市場平均を超えるのかどうか、試してみたいという欲望はどうやら僕も捨てきれてないようです。
男はいつまで経っても精神的には少年のままですからね。。。
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