米株投資家のみなさんは、何を目指して資産運用してますか?
老後の必要資金は、年金のほかに3000万円と言われています。
もちろん、生活レベルというのは人それぞれですし、身の丈にあった暮らしをすればもっと安く済むこともあるでしょうが、目安としてよく使われる数字がこれです。
でもね、これはそれなりの年収があって、すでにアメリカ株で運用をはじめてる皆さんの金融リテラシーなら余裕ですよ。
もっと未来を楽観しよう
こちらは以前書いたエントリです。
記事内のグラフで示している通り、年間50万円の積立(年利7%)で、25年間運用ができれば貯蓄ゼロからでも3000万円の資産の完成です。月々に直すと4万円くらいでしょうか。
20代の頃は、まだ給与も安いですし、自分自身への投資なりでなかなか貯蓄に回らないかもしれませんが、30歳からでも大丈夫です。実際は30年から65歳までの間には35年もあるので、もう少し積立のペースを下げても大丈夫かもしれません。ただ運用成績は下振れする可能性もあるので、やはり年間50万くらいの積立くらいが老後資金としては妥当ではないかと思います。老後資金専用の積立としては、iDecoというプログラムをオススメしますが、これについてはまた後日解説しますね。
時間の買い方
さて、前置きが長くなりましたが、これくらいなら老後はなんとかなりそうだな、そう思いませんか?それ以上のペースで積立をしていて、お金持ちになる未来が見えてる人も多いんじゃないでしょうか。
でも残念ながらお金って、あればあるだけ人間を幸せにするわけじゃないんですよね。
お金がないと確実に不幸といえるラインは確かにあるのだけども、そこを超えると徐々に1円から得られる幸福度は落ちてきます(経済学的にいうと、限界効用が逓減します)。
老後にやたらとお金だけが残って、残りの人生はあと僅か、みたいなの幸せだと思えませんよね。
それなら若い頃にある程度のお金を使っても時間が欲しいと思いませんか?
かといって、あまりに早いアーリーリタイアはリスクが高すぎます。退職というのは不可逆的な行為ですから、元に戻すことができません。
そこで、僕は普段から意図的にお金で時間を買うようにしています。例えば、
- レーシック(8年前くらい、実費14万円程度)
- ヒゲのレーザー脱毛(7万円で回数無制限、現在も定期的に通っている)
といった具合です。レーシックを受ければ毎日コンタクトレンズの手入れや装着をする時間が省けますし、ヒゲの脱毛をすれば毎朝の髭剃りがなくなる、あるいは時間を短縮することができます。レーシックは特に、毎年のコンタクト代を考えれば、コスパとしてもお得です。数年で元が取れて、なおかつ色鮮やかな視界を取り戻すことができます。
そして、今年に入って新しくはじめたのが家事代行サービスの利用です。
僕が利用しているのは、家事代行サービス専門のキャットハンドさんで、一人暮らし応援パック(月々15000円税別)を使ってます。
交通費や税金をいれると、毎週1回僕の部屋に洗濯や掃除、ベッドシーツの交換などをしにきてくれて、月々およそ20000円になります。安くないと思う人もいるかもしれませんが、僕にとってはいいサービスに思えました。1回につき1時間半、集中的に家事をこなしてくれるので、時給換算すると3000円くらい払ってることになりますが、僕がやるよりも遥かにテキパキとこなしてくれるので実質的にはもう少し安く感じています。笑
家事って、みんなそれぞれが自分のことは自分ですることになってますけど、本来はその道のプロにまかせて、自分は得意な分野に集中したほうが効率良いと思うわけです。
年間の費用に直すと24万円なので、これを株の7%の利益で賄うとすると350万円程度の運用額が必要になります。逆にいえば、350万円の運用資金があれば、お金が勝手に部屋のエントロピー(乱雑さ)を取り除いてくれる永久機関の完成です。
家事にきてくれるお姉さんに聞いてみたところ、家事代行を使ってる顧客層というのは単身の人、共働きの夫婦が半々くらいかなと言っていたので、広い範囲の人にとって魅力的なサービスになっているようですね。最近ではDMMも家事代行のサービスをはじめたようですし、P2P型の家事代行マッチングサービスなども見かけます。ただ、部屋の鍵を預けたりするわけだから、ある程度管理してくれる会社いてくれたほうが安心できる気もしています。
これからの社会での役割も大きくなりそうな注目しているサービスのご紹介でした。
お気軽にコメントをどうぞ。※管理人からのレスは期待しないでください。