何か雑文を書こうと思う。
このカテゴリにおいては「です/ます」調をやめていいという自己ルールを設定しているので、とても気楽だ。
ところで、少し前にツイッターでアンケートを取ってみたんだがみて欲しい。
アンケートお願いします。ロコハウスにがんばって欲しいことは?
— 米株投資情報サイトROKOHOUSE公式 (@rokohouse_net) 2018年2月11日
僕は去年の11月頃、ブログPVを増やすためにGE太郎氏をいじってPV稼ぎをしていた。
そのせいで当時はサイドバーの人気記事ランキングがGE太郎ネタばかりになってしまい、「何のサイトなんだこれは」と狼狽したものだったが、時代は変わったなと思う。
どうやら今のロコハウスの読者はマジメな記事を読みにきている人が大半であるらしく、もうこのような記事の需要はないとも言えるのかもしれない。
そんな逆境の中、僕がそれでも今回この記事を書くことにした理由は、
ランキング10位以内には入っておきたいから である。
更新頻度を減らした以上、上位が取れなくなるのは仕方ないし、検索流入がすでに大半を占めている以上ブログ村の重要度は下がっているのだが、ベターザンナッシングの論理だ。
ロコハウスが好きな読者も、嫌いな読者も、これをクリックするのを忘れないで欲しい。
押すときみの夢が叶う魔法のボタンだ。
きっとお金持ちになれる。
得てして魔法には有効期限が設定されていたり、何か強い副作用のようなものがあったりと空想の物語の中では描かれることが多いが、このボタンはいつでもノーリスクで押し放題である。
存分に活用して欲しい。
僕が彼をミロ友と呼ぶ理由
僕がアドセンスからNOを突きつけられ、更新停止を宣言していたそのとき、「彼」のブログでROKOHOUSEについて言及してくれていたのを見かけた。
さて、人気ブログのROKOHOUSEが、アドセンストラブルにより、ブログの更新停止を宣言している。
やはり、広告収入もなしに、書き続けられるわけがない。
勝手にミロ友だと思っていたので、残念な気持ちもあるが、仕方ない。
僕は以前から、ミロは太るから飲まないと宣言しているのにも関わらず、勝手にミロ友認定されていたらしい。
しかもその前はROKOHOUSE氏とサイト名に氏をつけて呼ばれるという超他人行儀な雰囲気だったのにいきなり戦友みたいな空気感を出してきがやってなんてやつだと思った。
当時の僕はすでに記事を更新する気力を失っていたので、彼のブログでコメントでもしておこうと思ったがコメント欄の仕様が謎すぎて2回も投稿したのに2回とも消えてしまってもういいやとなっていた。
僕も米株村を周遊する頻度は大幅に減っており、気が向いた時にまとめていくつかのブログを読む程度だが、彼の毎日の記事からは「ネタがない」「期待にこたえるのつらい」「しかもこの黄金の島大して儲からない」という声が聞こえてくるようだ。
この記事はそんな彼へのアンサーソングである。
ネタがベタになる
(ブルセラ)社会学者の宮台真司がよく使う言葉として、「ネタからベタへ」というものがある。
ひとつ例え話を紹介しよう。
ある企業の社長は、何も宗教を信じていない。
しかし彼にはカリスマがなく、組織を統率することができなかった。
そこで、彼は宗教を手段として採用することで社員の心をひとつにしてまとめようとした。
この改革はうまくいき、彼の会社は宗教的な教えの元に繁栄することとなった。
長い年月が過ぎ、彼の息子が会社を継ぐこととなった。
しかし、その息子はこの会社で鍛えられたため、毎朝の宗教的儀礼を通じて狂信者となってしまったのだ。
もはや宗教は手段ではなく目的となり、会社の方向性は当初の理念から逸脱していくこととなる。
人生には、間違ってると知りつつも、<敢えて>その選択をするという瞬間がある。
ブロガーにとっても利益のための誘導であったり、自分の主張を強化するためのポジショントークであったりいろいろあるのではないかと思う。
つまり、ネタとしてやっていたことが時代を超えてそのネタ性が脱色され、ベタに信じ込まれるようになるという話だ。
こうしたことは割と普遍的にみられる現象であり、例えば「やたらの綺麗事の書かれた憲法」だとか、「妙に不平等な条約」なども時代とともにそのコンテキストが失われ、ベタな存在として認知されるようになるらしい(憲法論議等はしません)。
失われゆくアイロニー
さて、改めて明言しておくが僕はバフェット太郎ブログの一ファンである。
投資法がどうだという話の前に、(いかにそれがなんか後付けくせーなwと思っても)米株ブログ村コミュニティをここまで大きくしたのは間違いなく彼の功績だし、読者をディスるようなことを書いた後に「グッドラック。」と記事を結ぶ、ああいう皮肉がきいた文章センスが好きだからだ。
だから、僕が少し寂しく思うのは、彼のような知性を感じるブログがペナルティ等の理由でランキングの下位をさまようこととなり、ベタな米株応援ブログが上位に蔓延るようになってしまったということである。
別に特定のブログを悪くいうつもりはないし、僕はもうブログ村を半分卒業したのだからどうでもいいといえばどうでもいい。
どんなブログを書くかは個人の勝手だし人気があるものを貶めたいわけでもないのだが、僕の読者としての感想として敢えて語るとすればこんな感じだろうか。
僕はミロ友氏の毒のある表現やその他モロモロ尖ったこと書いてるときのほうが好きだから、あの気概を失わずにブログ書くのがんばってね、と応援の言葉でも送っておきたい。
あとさ、羽生くんの演技すごかったね、感動したわ。
今日のオススメ本
せっかくだから宮台本でも紹介しておこうか。
僕が一番好きなのはこれだ。日本の問題点がコンパクトにまとめられており、社会学者の目からみた処方箋がそれぞれ提示されている。
もう少し新しいものだと、こっちかな。カバーが美しい。
最後に、魔法のボタンを押してからこの記事を読み終えることだけは忘れないで欲しい。
頼んだよ。
アドセンス復活おめでとうございます。
私も最近のぞく米国株ブログは、貴ブログ、バッフェット太郎さん、ときどきたぱぞうさん、グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュートさんです。その人のリテラシーよって収束する位置というものがあるように思います。それは、良いことでも、悪いことでもないと思いますが。。。
ありがとうございます。
グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュートさんは専門性が高くて良い記事多いですよね。
僕は日本のブログは今はほとんど読んでませんが、ああいうサイトが人気にならないのがブログ村の残念なところです。
おっしゃる通り、リテラシーによって読むようになるブログも変わりますが、これって人間関係などいろんなことについていえますよね。
学生の間(特に小・中学生)はいろんな知的レベルやスクールカースト的な階層の人が周囲にいましたが、大人になってからの関係やインターネット上では、同じくらいのレベルの人たちでつるむようになる印象があります。
善悪はわかりませんが、みんなそっちのほうが快適だと考えているのだから仕方ないですかね。
私もバフェ太さんのファンです。
あんなに内容も濃くて勉強になるのに、ランキングが上ではないのはペナルティによるものだったんですね。
hiroakitさんの件もそうですが、ランキングとかも本来の指標となっておらず、頑張った人が報われない仕組みは残念ですよね。
R言語の本早速読みました。オライリー大好物です。
本って読んでる間は、作者と紹介と自分とで脳を共有できる贅沢な娯楽ですよね。
色々学びたいので、株に関する本とかも含めて、アフィリエイト自体もコンテンツとして楽しみにしてます。
グットラック。
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オライリー本わかりやすくていいですよね!僕も愛読してます。
ランキングはまあ、そういうもんなんだなと思って諦めてますね。笑
僕がブログをはじめた頃に有名だったのはバフェット太郎さんやたぱぞうさん、Grow Richさんなどのブログだったので、早くからこうした米株カテゴリに目をつけられてた方々は先見の明があるなーと思いますね。
バフェット太郎さんについては他のブログを煽りすぎて(笑)3ヶ月前くらい?に確かペナルティをくらったと記事を書いていたと思います。
あれから明らかに順位が落ちたままなのでペナルティは継続されてるのではと推測してます。
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