さて、今回はブログのアクセス増加を狙うためには何をすればいいのかを考えていきます。
ブログにおいてもっとも大切なのはコンテンツ、つまり記事のクオリティであるのは言うまでもありません。
しかし、記事のセンスには個人差がありますし、内容以外の部分でどこまでアクセスを伸ばせるかが本記事のテーマとなります。
イメージとしては、
記事の魅力 × テクニック = アクセス数
で、記事の魅力が100だとしたら、いかにそれを110のアクセスにできるか、1000だとしたら1100にできるかを考察する場だと思ってください。
一応、ROKOHOUSEは数ヶ月で10万PVまでは達成できましたので、僕がやってきたことを具体的に教えます。
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4つの流入経路に分けて考える
ブログのアクセスは4つに大別することができます。
グーグルアナリティクスなどでもお馴染みの分類ですが、
- Referral(参照流入)
- Direct(直接流入)
- Organic Search(検索流入)
- Social(SNS流入)
これら4つに分けて考えます。
Referral(参照流入)
他サイトからのリンクによる流入はReferralに分類されます。
ROKOHOUSEの場合は、大半がブログ村からの流入であり、最初のうちはアクセスのうち70~80%をこれが占めていましたが、現在は50%以下まで低下しました。
これのことです。
また、他にもはてなブログやライブドアブログを使っている場合は、独自コミュニティからの流入が期待できる他、他ブログからリンクをされたりすると数値が伸びます。
Direct(直接流入)
ブックマークからの流入や、URL直接入力による流入はDirectと分類されます。
また、一部のスマホアプリからの流入もDirectと分類される傾向があるようなので、RSSリーダーなどからとんでくる人もこれに分類される可能性が高いと思います。
Directはファンの数と考えることができて、順調にアクセスを伸ばしているブログであればゆっくりではありますが確実に増えていく数字のはずです。
初期の頃は10%前後がこの流入でしたが、現在は25%近くまで伸びてきています。
Organic Search(検索流入)
グーグルからの検索流入がここに分類されます。
オーガニック検索(自然検索)というのは課金広告から流入ではないという意味合いです。
最終的には一番増やしたい数字ではありますが、開設初期の頃はほとんど期待できず、たまにバズったりしながら徐々に伸びていく数字です。
初期の頃は数%程度でしたが、現在は20%くらいの割合を占めています。
Social(SNS流入)
TwitterやFacebookなどのSNSサービスからの流入はここに分類されます。
比較的テクニカルに作りやすい流入源で、うまくシステム化すればアクセス数の底上げに繋がります。
良い記事ほどリツイートやシェアなどで伸びやすい傾向があるので、クオリティの高い記事を書ける人には特にオススメです。
Referral(参照流入)を増やすための戦略
タイトルの重要性
Referralを増やすためにもっとも重要なのは、記事のタイトルです。
ブログ村からの流入数は、記事のタイトルのみによって決まるといっても過言ではありません。
僕がまだブログ村に登録したばかりの頃、誤って記事を投稿してしまってその後記事を消したところ、RSSの通知がブログ村にいってしまったらしく、リンク切れの記事がブログ村に残り続けるという事件がありました。
ところが、とんでみてもリンク切れで何も無いにも関わらず、ブログ村の記事ランキングでは上位に載ってしまったんですね。
当たり前の話ではありますが、リンク先に飛ぶ前に中身を評価することはできないので、タイトルの付け方は超重要です。
よくみるのは、「◯◯な3つの理由」というように記事を読んで答えを知りたくなるタイプのものや「◯◯な投資家がクソダサい理由」というように煽りをいれていくものでしょうか。
ただし、いくらタイトルの付け方が上手でも、中身がともなってない場合はそのうち読者から見放されることを忘れてはなりません。
キャッチーな記事と読ませる記事
僕は、キャッチーな記事と読ませる記事をできるだけ交互に書くようにしています。
キャッチーな記事とは、上記のようにタイトルでPVを瞬間的に伸ばせるタイプの記事で、読ませる記事とは瞬発力はないが、サイトの評価に繋がったり持続的に検索エンジンなどから評価されることを狙ったような記事です。
僕のブログでは、ポートフォリオの記事を中心として、ETF記事や各種まとめ記事をコア・コンテンツと位置づけているため、面白そうなタイトルに釣られてやってきた読者にそちらの真面目な記事を読んでもらうための導線を作っています。
ブログランキングで上位に残るためには定期的にキャッチーな記事をつくるしかないわけですが、僕が本当は読んでほしいのはマジメに書いた記事だったりするわけです。もちろん興味ない人はそのまま帰っていただいてもいいわけですけども。
最近はアクセス狙いで書いた記事が多めだったので、区切りもついたことだしまたまったりとお堅い記事を書いたりしていきたいですね。
ポジショニングをしっかりする
ブログ村で一定のポジションを確立するためには、マーケティング的な要素を取り入れて、ポジショニングをしっかりすることが重要だと思います。
自分のブログが他のブログと差別化できるポイントは何なのか、ということです。
投資理論を紹介するブログなのか、投資をネタにして笑いを取りにいくのか、自分の変わった生活スタイルなどにスポットライトをあてていくのか・・・・などです。
僕がブログを作ったときも、シーゲル流の投資方法を紹介するブログは多かったものの、なぜかシーゲルの主張と合致した運用方法をしているブログはほとんど存在しなかったため、きちんと国際分散投資をしたポートフォリオ記事がひとつの軸となってきました。
また、ダサいサイト名だなとか思いつつも、「ロジカル投資術」とかにしたのも、他のブログでロジカルに書かれているものが少ないと感じたためです。
Direct(直接流入)を増やすための戦略
これは端的に、いい記事を書こう、ということに尽きるのですが、テクニカルな要素として重要なのは記事の始まりと終わりに配置するSNSリンクボタンです。
WEBベースのRSSリーダーサービスであるFeedlyなどで購読してくれる読者が増えれば、徐々にブログ村からではなく直接アプリなどからとんできてくれる割合が増えていきます。
SNSボタンが押される回数というのは記事の面白さを測る客観的なバロメータとしても重要ですから、Wordpressをお使いの方は押された回数を可視化するためのプラグインなどを導入することもオススメします(Wordpressに関しては後ほどまた別記事を書きます)。
Organic Search(検索流入)を増やすための戦略
SEO対策は非常にむずかしく、僕も頭を悩ませているうちの一つですが、ひとつ重要だと思われているのは記事のタイトルと、記事の見出し(h2、h3タグ)です。
わかりやすく記事を見出しで構成し、狙いたい検索ワードをタイトルや見出しの中に織り込んでいきます。
また、何よりも確実に検索流入を増やす方法は、記事数を増やすことです。
例えば、ETFや株銘柄などの記事は確実に需要があるため、少しずつ記事を増やしていけば検索流入を増やせることが期待できます。
記事の価値は翌日得られるアクセス数ではなく、その記事が未来に得られるアクセス数の合計です。
インターネット上のマーケティング用語で、ロングテールというものがあります。
人気記事をつくることも重要ですが、少ししかアクセスを稼げない記事を積み重ねることによって、確実にロングテール(グラフが長い尻尾にみえるためそう呼ばれる)式にアクセス数をあげることができます。
SEOはなかなか奥が深く、また運の要素もけっこうあるのではという気もしますが、運良く勝ち組になるためにも種を撒いておくことは絶対に必要です。
Social(SNS流入)を増やすための戦略
ソーシャル流入源として、僕はTwitterを使っており、Facebookは使っていません。
さすがに自分が投資サイトを運営していることをリアル友人みんなに告知し続けるようなことは抵抗がありますので、Twitterの新しいアカウントを作ってそこで告知を行うことにしました。
これはWordpressを使っていると少し有利になるのですが、過去記事を自動的にツイートしてくれるプラグインがあり、それを導入して古い記事を再利用するようにしています。
Twitterでイチからアカウントを作る場合、最初は誰も読んでくれないので有名投資ブロガーさんのアカウントをフォローしている人を50人くらいまとめてフォローして、フォロー返しを狙うというのが有効です。
投資ブロガーをフォローしてる人は投資記事への関心が高いですからね。
このやり方をすると、フォロー/被フォローの割合がフォローのほうが多くなっていってしまい、あまり良いアカウントではないのではないかと思われてしまうため、リムーブリップスなどのサービスを使って片思いアカウントを一括アンフォローなどをするのも効果的です。
まとめ
とりあえず軽く思い当たるのはこれくらいですが、あとは全般的な話として、記事にはアイキャッチ(見出しの画像)を利用するのもおすすめです。
人間はなんだかんだいって、視覚的な情報に目を奪われてしまう傾向があるので、文字だけの情報よりもだいぶ目につきやすくなります。
世の中にあるアイキャッチって、大抵観たことがあるやつなのでみんな同じサイト使ってるんだろうなーなんて思ってますが、僕が使ってるのはコレです。
まあでも、一番大事なのは記事の中身ですからね。
それではみなさんのブログ運営におきまして、ご多幸がありますように。
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